医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚生労働省】希少癌薬の開発ラグ解消-加速化プランで新具体案

【厚生労働省】希少癌薬の開発ラグ解消-加速化プランで新具体案

読了時間:約 1分40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年11月11日 PM12:00

厚生労働省は6日、「」の新たな具体策案を、がん対策推進協議会に示した。希少癌に対応するワーキンググループを立ち上げ、適応外薬、未承認薬の開発ラグ解消を目指すほか、癌検診の受診率を上げるため、職域の癌検診について保険者と協力して実態を把握したり、たばこ税の税率を引き上げるなどの方針を打ち出した。委員からは、「総花的ではなく、基本計画の目標達成に向け加速化する施策に絞るべき」との意見が相次いだ。

この日の協議会では、プランの三つの柱と位置づける癌の予防、治療・研究、癌との共生について新たな対策案が示された。特に75歳未満の癌の死亡率を今年までに20%減少させる政府の目標について、達成が困難との見通しで、その要因として胃癌など5大癌の受診検診率が伸び悩んでいることが指摘された。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知