医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > Purdue Pharmaとデュアルオレキシン受容体阻害剤に関する共同開発・販促契約を締結-エーザイ米子会社

Purdue Pharmaとデュアルオレキシン受容体阻害剤に関する共同開発・販促契約を締結-エーザイ米子会社

読了時間:約 1分7秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年09月03日 PM01:45

不眠症を適応とする「」についての契約を締結

エーザイ株式会社は8月31日、同社米子会社であるエーザイ・インクがPurdue Pharma L.Pと、不眠症を適応とする臨床第3相試験準備中のデュアルオレキシン受容体阻害剤「lemborexant」について、共同開発・共同販促契約を締結したと発表した。

lemborexantは、エーザイが創製したオレキシン受容体の2つの受容体サブタイプのいずれにも競合的に結合するデュアルオレキシン受容体拮抗剤。オレキシンは覚醒状態の主たる調節機構としての機能を有しており、同剤のようなオレキシン受容体拮抗剤は、睡眠の誘発と維持効果を持つことが期待されている。

不眠症適応での開発と今後の適応拡大に向けた研究を共同で実施

今回の契約により、両社は臨床開発費用を分担し、不眠症を最初の適応として開発、その後、他の適応症についても検討を進める予定。また両社は、国際的な承認取得に向けて開発の管理も共同で行う。承認取得後は、米国や日本、欧州、中国、カナダなどの主要な地域において共同販促を行うという。

共同販促地域においては、売上高はエーザイに計上され、共同販促費および利益を両社で分担・分配。その他の地域では、販売を担う側がもう一方に一定のロイヤリティーを支払う。さらに、・インクはPurdue Pharmaより契約一時金、承認取得および売上高達成に応じたマイルストン支払いを受け取るとしている。

同契約の締結により、同剤の臨床第3相試験も開始される見込み。同試験は、不眠症治療剤としての客観的および主観的な効果を評価するグローバル試験。不眠症に伴う日中の機能低下の改善効果についての評価も含まれており、安全性、忍容性についても評価される予定だとしている。

▼関連リンク
エーザイ株式会社 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • 血友病Aが対象の半減期延長型血液凝固因子製剤「ジビイ静注用」を発売-バイエル薬品
  • バリシチニブ、中等症~重症アトピー性皮膚炎対象のP3試験のトップライン結果を発表-米リリーら
  • 注射用フサン10、50の製造販売承認を日医工へ承継-鳥居薬品
  • クレネズマブ、早期アルツハイマー病を対象としたP3試験を中止-ロシュ
  • ヒト歯髄由来幹細胞JTR-161、急性期脳梗塞対象のP1/2試験で患者への投与開始-帝人ら