医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > スイス子会社Tillotts PharmaがAZから 「Entocort」の権利を取得-ゼリア新薬

スイス子会社Tillotts PharmaがAZから 「Entocort」の権利を取得-ゼリア新薬

読了時間:約 1分12秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年07月15日 PM12:00

米国を除く全世界における権利を取得

ゼリア新薬工業株式会社は7月9日、同社100%子会社であるスイスのTillotts Pharma AG(以下、ティロッツ・ファーマ)が、現地時間7月8日開催の同社取締役会において、ア英国のアストラゼネカ社が販売している炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort(R)」(一般名:ブデソニド)の米国を除く全世界における権利を取得することを決議し、同日付でその契約を締結したことを発表した。

(UC)およびクローン病(CD)を含む IBD は、世界中に約500万人の患者が存在すると推定されている疾患。今回取得するEntocortは、CDを適応として40か国以上で承認され、さらに一部の市場ではUCの適応でも承認されている局所作用性のステロイド剤で、IBDの中で主にCD治療剤として市場が確立されている。

日本国内ではゼリア新薬が販売予定

ティロッツ・ファーマは、消化器領域に特化したスペシャリティファーマで、主要製品であるメサラジンを有効成分とするIBD治療薬「Asacol(R)」(アサコール(R))を世界およそ 50か国で販売。アサコールは1984年にスイスで上市され、現在では多くの国でIBD、主にUCの第1選択薬として用いられている。

米国を除く全世界40か国以上で販売されているEntocortの権利を取得することにより、ティロッツ・ファーマはIBD治療においてAsacolを補完することが可能となり、両製品のシナジーを発揮して消化器領域での一層のプレゼンスを示すことができるとしている。

なお、日本においては現在、アストラゼネカの日本法人がCDを適応症として製造販売承認申請の準備を進めているという。承認後はゼリア新薬が販売する予定であり、現在、UC治療剤として販売している Asacolと合わせて、国内におけるIBDの治療に一層貢献することができると同社は述べている。

▼関連リンク
ゼリア新薬工業株式会社 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • エブリスディ、I型SMAの乳児対象のFIREFISH試験3年間の成績を発表-ロシュ
  • エヌジェンラ、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症で発売-ファイザー
  • 2021年の全世界売上は487億ドル、前年比16%増-MSD
  • 患者自ら装着可能な着衣型3誘導心電計測システムを開発、5月提供開始-慶大病院ほか
  • スペソリマブ、膿疱性乾癬(汎発型)P2試験追加データを発表-独ベーリンガー