医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 財務省、後発品目標、2017年度内に80%―社会保障制度見直し案を提示

財務省、後発品目標、2017年度内に80%―社会保障制度見直し案を提示

読了時間:約 2分11秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年05月01日 AM10:00


■調剤技術料、抜本的な適正化を

財務省は4月27日、財政制度等審議会・財政制度分科会に医薬関連の適正化策を多く盛り込んだ社会保障制度見直し案を提示した。後発品の使用割合目標を、現在の「2017年度内に60%」から、80%に引き上げるよう提言。長期収載品や市販品類似薬の保険給付のあり方、薬価制度の見直しなども求めた。調剤技術料については、薬局の果たしている役割を踏まえつつ、「抜本的な適正化」を要求した。今夏をメドに策定する財政健全化計画への反映を目指す。

財務省は、高齢化などで増加が予想される社会保障関係費について、消費税を財源とした充実策を除き、毎年5000億円、5年間で2・5兆円程度の伸びに抑える必要があるとの考えを示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知