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薬事日報社調査、共用試験合格者1万人切る―受験者の減少が一つの要因

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2015年04月22日 AM09:45

2015年度の薬学生の実務実習が5月11日から開始されるが、その対象となる共用試験合格者が前回調査より279人減少し、9789人と1万人を切ったことが本紙調査により明らかになった。今年度で6年目を迎える長期実務実習だが、本紙が調査を開始した09年度試験(9338人)以降、対象者が1万人を割り込んだのは初めて。ただ、その背景には受験者数そのものの減少があるようだ。なお、合格者のうち4年制学科卒業者は91人だった(表参照)。

■4年制卒業者は91人に

薬学生の実務実習実施の前提となる共用試験が09年度に実施されて以降、本紙では毎年、各大学の協力を得て合格者数の調査を実施し、実務実習の対象者数の把握を行ってきた。多くの薬科大学、薬学部では、各ホームページを通じてCBT、OSCEの各合格者数と最終合格者数を公表している。

今回も各受験者数を含め、各合格者数と最終合格者数について調査協力を求めた。74大学・学部のうち9割に当たる68校から、全項目に対する回答を得たが、ここでは各校ともに回答があったCBT合格者数とOSCE合格者数、最終合格者数の結果について示す。

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