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エボラワクチン開発コンソーシアム結成を発表、IMIが資金を供与-J&Jら

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2015年02月23日 PM01:45

総額1億ユーロ以上の助成金を受け

米国のジョンソン・エンド・ジョンソン社は1月16日、世界有数の研究機関や非政府機関とともにコンソーシアムを結成し、ヤンセンファーマシューティカルと共同でエボラワクチンの開発の加速に取り組むことを発表した。


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両社の開発チームは、革新的医薬品イニシアティブ(IMI)のエボラ+プログラムから総額1億ユーロ以上の助成金を受け、ワクチンの開発・生産と、患者への教育の支援を進めていく計画だ。

IMIは、安全な医薬品をより早く開発することを目的とする、欧州最大の官民パートナーシップ。IMIのエボラ+プログラムの財源の一部は、EUの研究開発・イノベーション促進プログラム「ホライズン2020」や、IMIのパートナーである欧州製薬団体連合会(EFPIA)からの現物出資によりサポートされているという。

合計8件のプロジェクトに資金助成

今回は、複数のコンソーシアムで協働している4件のプロジェクトに対する助成が発表された。このうち3件は、プライムブーストワクチンの第1~3相試験の加速と生産拡大を目的とするプロジェクトである。現在、アフリカで計画されている試験とともに、オックスフォードワクチングループが第1相試験を実施中だという。この第1相試験の予備的データの評価に基づき、欧州およびアフリカで第2相・3相試験が並行して実施される予定だ。

残る1件のプロジェクトは、ワクチンキャンペーンの認知度・社会受容を高めるための革新的な手法や技術に関する研究となる。今回のIMIエボラ+プログラムでは、合計8件のプロジェクトに資金が助成されるという。

なお、J&Jは1月6日、ヤンセンで開発中のエボラワクチンの第1相ヒト初回投与試験の開始を発表している。また、2015年4月までに大規模臨床試験で使用するため、40万回分以上のプライムブーストワクチンを生産したことを発表。今後、2015年中に合計200万回分のワクチンが提供可能となり、また必要に応じて12~18か月間で最大500万回分までの迅速な増産が可能としている。

▼外部リンク
ヤンセンファーマ株式会社 プレスリリース

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