医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本医師会、日本薬剤師会、日本歯科医師会、マイナンバーと切り離しを―「医療等専用番号が必要」3師会が声明

日本医師会、日本薬剤師会、日本歯科医師会、マイナンバーと切り離しを―「医療等専用番号が必要」3師会が声明

読了時間:約 1分40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年11月21日 AM10:15

、日本歯科医師会の3師会は19日、共同記者会見を開き、医療情報の番号に関する法整備等を提言する声明を発表した。来年10月にマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)が開始されることを受け、医療情報はマイナンバーの個人番号と切り離し、国民が希望時に変更できる専用の番号が必要と提言。医療情報の二次利用を厳しく制限する法改正等も求めた。

会見する3師会幹部

マイナンバー制度の開始に向け、次期通常国会で個人情報保護法の改正が予定されている。こうした中、3師会は、医療情報を扱う番号が複数施設、多職種がかかわる地域医療・介護連携で活用されることは効率的とする一方、医療記録として名寄せできる可能性に懸念を表明。マイナンバーとは別に、国民が必要な時に番号を変更できる医療等分野の専用番号(医療等ID)が必要とした。特に医療等IDは、覚えきれない文字とする「見えない番号」を使うよう求めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知