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黄斑変性におけるES細胞移植、長期の有効性と安全性を示唆-ランセット誌

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2014年11月07日 PM04:25

シュタルガルト病と加齢黄斑変性の治験により

加齢黄斑変性と、若年性黄斑変性症()患者を対象としてオープントライアル(第1相および第2相)が行われ、追跡調査の結果、ヒト胚性幹細胞()由来の網膜色素上皮の移植について、中・長期にわたる有効性と安全性が示されたとする報告が10月15日の「(The Lancet)」電子版に掲載された。


画像はwikiメディアより引用

米カリフォルニア大学などの研究者らにより行われた同調査では、18歳以上のシュタルガルト病9例と55歳以上の加齢黄斑変性9例を移植細胞数50,000/100,000/150,000の3コホートに分け、22か月(中央値)にわたり、連続的に全身/眼部/画像検査が行われた(治験登録番号:シュタルガルト病 NCT01345006、 NCT01344993)。

有害な増殖、拒絶反応、眼部・全身における安全性に関わる重篤な問題はみられず

調査の結果、移植後の有害な増殖、拒絶反応、眼部および全身における安全性に関わる重篤な問題はみられなかったとしている。ただし、網膜硝子体手術と免疫抑制に関連する有害事象を認めている。また、18例中13例(72%)の移植部分に網膜下色素沈着がみられたとしている。最高矯正視力(BCVA)の改善は10例、改善または変化無しは7例、10 lettersスコア超の低下は1例で、他眼では同等の改善度は得られなかったとしている。

報告では同調査結果について、中・長期にわたる安全性、移植片生着、多能性幹細胞の子孫の生物活性についての可能性を示す初めてのエビデンスとしている。そして、このエビデンスは、他の全ての疾患に対する治療において、組織修復あるいは組織置換が必要とされる場合に適用することが可能としている。

▼外部リンク
Human embryonic stem cell-derived retinal pigment epithelium in patients with age-related macular degeneration and Stargardt’s macular dystrophy: follow-up of two open-label phase 1/2 studies

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