医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 第14回CRCと臨床試験のあり方を考える会議、製販後調査、認識にギャップ―日常診療を超える要求も

第14回CRCと臨床試験のあり方を考える会議、製販後調査、認識にギャップ―日常診療を超える要求も

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年10月08日 AM10:15

第14回「CRCと臨床試験のあり方を考える会議」が4、5の両日、浜松市のアクトシティ浜松で開かれた。製造販売後調査(PMS)をテーマにしたシンポジウムでは、同意取得や対照群の設定を求める「日常診療の範囲を超える」調査が増加している実態や、目的の不明確な調査の存在が指摘され、医療機関、製薬企業、規制当局の三者が考えるPMSのイメージにギャップのあることが浮き彫りになった。

フロアとも意見を交わした

医療機関でCRCとして活動する入潮佳子氏(市立池田病院臨床研究管理部)は、MRの営業活動が絡んで存在する調査など、問題と考えられる事例を挙げ、「本来、患者から同意を取って調査協力を依頼することが大切」と指摘。収集したデータを有効に活用していくため、調査を観察研究の一つとして発展させる方向性を提言した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知