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腎結石検査、超音波検査とCTを比較-NEJM誌

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2014年09月29日 AM10:30

腎結石症疑いに対する初回画像検査法を比較

腎結石の初回画像診断の検査法を、超音波とCTで比較した結果報告が9月18日の電子版「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」(NEJM:The New England Journal of Medicine)に掲載された。


この画像はイメージです

超音波検査による腎結石症の初期診断、CTの代替となり得るか

同研究では、多施設共同実用的比較有効性試験が行われ、腎結石症の疑いがあり救急治療部に搬送された18~76歳2,759例を、(1)救急医のポイントオブケア検査(POCT)による超音波診断(908例)、(2)放射線科医による超音波診断(893例)、(3)腹部CT診断(958例)にランダム化した。

試験の結果、診断後30日間の合併症を伴う高リスク診断の発生率は、全体として低く(0.4%)、群間差は得られなかった。重篤な有害事象の発現については、POCT超音波診断で12.4%、放射線科医による超音波診断で10.8%、CTで11.2%としている(P=0.50)。ペイン・スコアは各群とも2.0(P=0.84)、再受診率および入院率についても群間差は得られなかったとしている。

ただし、6か月間(平均)の放射線被爆量については、超音波診断の方がCTよりも有意に低かったとしている(P<0.001)。(本田 基)

▼外部リンク
Ultrasonography versus Computed Tomography for Suspected Nephrolithiasis

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