医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > エーザイの「アリセプト」 レビー小体型認知症の効能・効果を取得

エーザイの「アリセプト」 レビー小体型認知症の効能・効果を取得

読了時間:約 58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年09月26日 AM06:00

3大認知症の1つと位置づけられるレビー小体型認知症

エーザイ株式会社は9月19日、同日付でアルツハイマー型認知症治療剤「(R)(一般名:ドネペジル塩酸塩)」について、レビー小体型認知症に関する効能・効果の承認を取得したと発表した。


画像はwikiメディアより引用
Author : Dr. Andreas Becker

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症や血管性認知症と並ぶ3大認知症と位置づけられている。進行性の認知機能障害に加えて、認知機能の変動や幻視、体のこわばりなど特有の症状を示し、認知症と気づかれにくい特徴がある。

1日3mgから開始し5mgに増量、4週間経過後に10mgを投与

今回の承認により、アリセプトはレビー小体型認知症への効能・効果を有する世界初の薬剤となった。効能・効果の追加承認は、日本人のレビー小体型認知症患者を対象に実施された臨床第2相試験(431試験)、臨床第3相試験(341試験)などに基づいて取得された。

追加承認された効能・効果は、レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制。用法・用量はレビー小体型認知症患者に対し、通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量する。5mgで4週間以上の投与を経て、10mgに増量する。症状によっては5mgまでの減量を可能とする。

なお、今回の承認は、製造販売後臨床試験を実施し有効性の検証を行い、速やかに試験成績・解析結果を提出することが条件とされている。(小林 周)

▼外部リンク
エーザイ株式会社 ニュースリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • 日本初のLABA/LAMA/ICS固定用量配合ぜんそく治療剤「エナジア」を発売-ノバルティス
  • デュピクセント、中等・重症の成人・青少年ぜんそくで効果が3年持続-仏サノフィほか
  • EGFR変異陽性NSCLC、GioTagアップデート研究の最終解析結果を発表-独ベーリンガー
  • エンパグリフロジン、左室駆出率低下の心不全対象P3試験結果を発表-独ベーリンガーと米リリー
  • 多発性硬化症治療薬「メーゼント錠」発売、CYP2C9検査無償提供も開始-ノバルティス