睡眠は、同居人、特に同じベッドに寝ている人に強く影響されることは、多くの人が実感していることと思います。

この画像はイメージです

今回、うまくいっているカップルでは、睡眠サイクルが一致していることが多いという報告が、アメリカの睡眠専門家協会（Associated Professional Sleep Societies LLC）の報告会で発表されました。

この調査は、46組の夫婦に2人の関係について質問し、10日間にわたって睡眠のサイクルを観察したものです。2人の関係がうまくいっていると、同じベッドで眠っている場合、およそ75％のカップルが同じタイミングで眠りにつき、同じタイミングで目が覚めることが分かったのです。

興味深いことに、結婚に対して女性側の満足度が高い方が、睡眠サイクルの一致率が高くなっていました。またこの調査結果から、睡眠のサイクルというのは、「いつ眠るか」だけではなく、「誰と眠るか」という要素にも大きく左右されることが分かりました。

仲の良い夫婦は似てくると言う話を聞いたことがありますが、睡眠も似てくるとは驚きです。そういえば、このところ睡眠パターンが一致していない…と思い当たるカップルは、2人の関係の満足度を再確認してみてはいかがでしょうか。（唐土　ミツル）

▼外部リンク
・Couples sleep in sync when the wife is satisfied with their marriage