医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > GSK 尋常性ざ瘡治療剤として「クリンダマイシン-過酸化ベンゾイル配合ゲル」の承認を申請

GSK 尋常性ざ瘡治療剤として「クリンダマイシン-過酸化ベンゾイル配合ゲル」の承認を申請

読了時間:約 55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年04月04日 PM01:15

70以上の国や地域で承認

グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は3月24日、「クリンダマイシン(CLDM)1%-過酸化ベンゾイル(BPO)3%配合ゲル(CLDM-BPO配合ゲル)」について、尋常性ざ瘡治療剤の効能・効果で承認申請を行ったことを発表した。

(この画像はイメージです)

CLDM-BPO配合ゲルは、Stiefel社がクリンダマイシン1%-過酸化ベンゾイル5%配合ゲルを1990年代に開発。その後、クリンダマイシン-過酸化ベンゾイル配合ゲルは、過酸化ベンゾイルの含有濃度を3%とするものを含めて、現在では70以上の国や地域で承認を受けている。

2009年に買収し皮膚科領域の開発を強化

GSKは2009年にStiefe社を買収し、皮膚科領域の開発パイプライン強化に努めてきた。今回の承認申請はこのパイプラインのなかで、日本では初めてのものとなる。

プレスリリースではグラクソ社の社長であるフィリップ・フォシェ氏の

長年にわたり皮膚疾患領域の研究開発に注力を続けており、この度新たな皮膚疾患治療剤として世界の多くの国で長年標準治療剤とされてきたクリンダマイシン-過酸化ベンゾイル配合ゲルを国内では初めての配合外用剤として申請できたことを喜ばしく思います。(グラクソ・スミスクライン株式会社 プレスリリースより引用)

との言葉を掲載している。(小林 周)

▼外部リンク

グラクソ・スミスクライン株式会社 プレスリリース
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー薬「アセノベル」承認-ノーベルファーマほか
  • 遺伝子治療レンメルディ、小児の異染性白質ジストロフィーでFDA承認-協和キリン
  • 発作性夜間ヘモグロビン尿症、補体(C5)阻害剤と併用投与する薬剤「ボイデヤ(R)」の国内初の承認を取得-アレクシオンファーマ
  • 多発性嚢胞腎、iPS病態モデルから見出した治療薬候補の前期P2試験開始-CiRAほか
  • 男性型脱毛症(AGA)治療薬、デュタステリド錠0.5mgZA「トーワ」発売-東和薬品