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NPS社 Natparaで欧州の希少医薬品指定を受領

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2014年01月10日 PM06:30

組み換えヒト副甲状腺ホルモン・

米ニュージャージー州ベッドミンスターに本拠地を置き、主に希少消化器疾患や内分泌疾患のバイオ医薬品の開発を手がけていることで知られるNPS Pharmaceuticals, Inc. (以下、NPS社)は、現地時間の1月3日、同社の「Natpara(R)」が欧州委員会よりオーファンドラッグ指定(希少医薬品指定)を受けたと発表した。

「Natpara」は、副甲状腺機能低下症を適応とする組み換えヒト副甲状腺ホルモン(rhPTH【1-84】)製剤。稀な内分泌障害の治療のため、内因性副甲状腺ホルモンを生物工学的に置換することで、主な身体ミネラルの恒常性の調節を可能とするよう設計されている。

(この画像はイメージです)

米国でも希少医薬品指定、生物学的ライセンス申請も実施

今回の欧州委員会による希少医薬品指定について、NPS社は、「世界的に稀な疾患を対象とするバイオ医薬品企業として、対象患者の生活を変革する革新的治療法を提供することを目指すという同社の方針と合致するものであり、非常に喜ばしいことと受けとめている」と発表している。

また、副甲状腺機能低下症の患者は、物理的、認知的、および感情的な数々の症状で、日常生活を送るうえで大きな負担を抱えているとし、同剤はこうした状態を治療・改善するための最初のPTH補充療法となる可能性があるとしている。

NPS社は、同じくこのNatparaで、2007年に米国食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ指定(希少医薬品指定)を受けた。その後2013年10月には、FDAに対し生物学的ライセンスの申請書を提出している。(紫音 裕)

▼外部リンク

NPS Pharmaceuticals, Inc.  プレスリリース
http://www.npsp.com/media?trxml

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