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アメリカで医療器具汚染によるヤコブ病感染の疑い

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2013年09月13日 PM11:02

ニューハンプシャー州で患者8人

米ニューハンプシャー州衛生局は、現地時間の9月4日、脳神経外科患者8人が、クロイツフェルト・ヤコブ病に感染した可能性があると発表した。医療器具の汚染が原因とみられている。

発表によると、ニューハンプシャー州マンチェスターのCatholic Medical Center(CMC)で、クロイツフェルト・ヤコブ病が疑われる患者が見つかり、神経外科手術に用いられた医療器具から、原因となるプリオン蛋白が発見された。通常の滅菌措置は行われていたが、これによってプリオン蛋白を除去することはできなかったという。この患者は、その後死亡している。

(画像はwikiメディアより引用 Author : Jensflorian)

解剖解析を進めるとともに、8人に症状がないか注視

感染した可能性がある8人については、現在クロイツフェルト・ヤコブ病の症状がないかどうか、注意深く見守っているといい、同州担当ディレクター、ホセ・モンテロ博士は「感染のリスクはきわめて低い」としている。

死亡した患者については、クロイツフェルト・ヤコブ病であるかどうか、正確に確認するため、専門機関(National Prion Disease Pathology Surveillance Center)での解剖が行われている。

米疾病対策センター(CDC)によると、医療器具の汚染が原因とみられるクロイツフェルト・ヤコブ病の発症例は、1976年以来確認されていないという。 (紫音 裕)

▼外部リンク

The New Hampshire Department of Health and Human Services プレスリリース
http://www.dhhs.nh.gov/media/pr/2013/

米疾病対策センター(CDC) クロイツフェルト・ヤコブ病
http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/cjd/

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