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大塚製薬とユーシービージャパン、イーケプラのドライシロップ製剤を発売

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2013年08月29日 PM07:33

小児患者だけでなく、錠剤を飲みにくい高齢者などの成人患者にも

大塚製薬株式会社とユーシービージャパン株式会社は、水によく溶け、甘味のある小児にも飲みやすい粉末の抗てんかん薬「(R)ドライシロップ 50%」(一般名:レベチラセタム)を8月29日より発売した。同剤は水に溶かして飲む粉末のドライシロップ製剤で、小児患者だけでなく、錠剤を飲みにくい高齢者など成人患者にも使用できる。また、成長過程にある4歳以上の小児患者さんの体重に合わせた用量調整も可能となった。

てんかんは、約100人に1人が発症するなど、脳神経系疾患のなかで比較的発症頻度が高い。いつ発作が起こるか分からないため、抗てんかん薬の服薬継続が重要である。また、小児期と高齢期の発症率が高い病気であるため、今回のドライシロップ製剤の登場は、継続的な服薬を後押しするものとして期待される。

(画像はプレスリリースより)

部分発作の併用療法対象では、日本初のドライシロップ製剤

「イーケプラ」は、従来の抗てんかん薬と異なる作用機序の新規抗てんかん薬として、世界100以上の国・地域で承認。既存の抗てんかん薬で発作抑制効果が不十分な患者に対する新しい選択肢として認知されている。日本での発売は2010年から。

現在、売上ベースで抗てんかん薬市場の約4分の1のシェアを獲得しており、併用療法で使われる薬剤として、広く処方されている。今回新発売となった「イーケプラ ドライシロップ 50%」は、部分発作の併用療法を対象とした薬剤では、日本で初めてのドライシロップ製剤となる。(QLifePro編集部)

▼外部リンク

 ニュースリリース
http://www.otsuka.co.jp
ユーシービージャパン ニュースリリース
http://www.ucbjapan.com

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