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ホルモン補充療法を閉経直後の女性に行なった際の認知機能への影響

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2013年07月10日 PM02:13

ホルモン補充療法と認知機能の関係

米国Wake Forest大学医学部のMark A. Espeland氏らが、Women’s Health Initiative Memory Studyで示されていた、「65歳以上の女性への抱合型ウマエストロゲン(CEEs)を用いたホルモン補充療法は、認知機能低下や認知症を起こす可能性がある」という内容に対して、50~55歳の閉経直後の女性に対する研究を実施し、その結果を発表した。

(この画像はイメージです)

有益性もリスクもなし

今回行われたWomen’s Health Initiative Memory Study of Younger Womenでは、閉経直後の女性がCEEsを用いたホルモン補充療法を受けた際、認知機能に長期的影響が出るかどうかを調べるため、50~55歳の1326人の女性を対象に、調査を行った。

696人をホルモン補充療法群に、630人をプラセボ群に割り付け、平均7年間継続した。主要評価項目を全般的な認知機能、副次的評価項目に、言語記憶・注意力・実施機能・言語の流暢さ・作動記憶を設定し、電話で認知機能を調査した。

調査の結果、ホルモン補充療法群とプラセボ群の間で有意義な差はみられず、50~55歳の閉経直後の女性に対するホルモン補充療法には、認知機能に対する有益性もリスクないことがわかった。

この内容は、JAMA Internal Medicine誌電子版2013年6月24日に報告されている。(福田絵美子)

▼外部リンク

JAMA Internal Medicine誌
http://archinte.jamanetwork.com/

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