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2型糖尿病患者は持久運動が血糖コントロールに有効

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2013年06月28日 PM02:13

糖尿病患者のエクササイズ

2013年6月にシカゴで開催されたアメリカ糖尿病学会で、オランダのMaastricht 大学医療センターのJan-Willem van Dijk氏らが発表した研究によると、2型糖尿病患者の血糖コントロールには15分程度の短い運動を毎食後に行うよりも、1日1度でも45分以上の持久的な運動を行う方が効果的であるということが報告された。

今回の研究では2型糖尿病患者の男性20人を対象とし、以下3日間の実験プロトコルを1週間の間隔を空けながら20人全てが実施し、血糖値についてはCGMで測定した。

・コントロール日:1日中座位で過ごす
・ADL日:1日座位で過ごし、毎食後15分間の散歩を3回実施
・持久運動日:1日座位で過ごし、45分間の持久運動を1回実施

(この画像はイメージです)

日内血糖変動の改善には持久的な運動が効果的

食後の累積血糖上昇は、ADL日と持久運動日とも減少した。また食後の累積血漿インスリンも、コントロール日に比べると、散歩を行った日で17%、持久運動日で33%と両方とも減少した。

しかし、血糖値の日内変動を1日のうちで高血糖だった時間の比較で見てみると、コントロール日が6時間51分で、ADL日は6時間2分、持久運動日は4時間47分と持久運動日が最も短く、血糖コントロールに有効に働いたと考えられる。

今回の研究では20名と対象が少なかったものの、中長期的に血糖コントロールを改善するためには、まとまった持久的な身体運動が必要ではないかとまとめている。(福田絵美子)

▼外部リンク

米国糖尿病学会
http://www.diabetes.org

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