医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > イーライリリー、新規糖尿病治療薬DULAGLUTID・LY2409021の治験は良好

イーライリリー、新規糖尿病治療薬DULAGLUTID・LY2409021の治験は良好

読了時間:約 1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年05月23日 PM06:43

日本糖尿病学会で発表

日本イーライリリー株式会社(兵庫県神戸市)は、5月16〜18日に熊本市で開催された第56回に本糖尿病学会で、同社が開発中の新規糖尿病治療薬候補2剤の治験結果が良好であると発表した。

(写真はイメージです)

血糖降下作用、1週間持続

治験では、長時間作用型GLP-1受容体作動薬DULAGLUTIDEを週一回皮下投与した138例で、用量—反応関係を評価。用量依存的な血糖降下作用と有害事象が発現しないことを確認し、日本人2型糖尿病患者への臨床推奨用量を0.75 mgの週一回皮下投与とした。

経口投与薬も効果を確認

一方、新規選択的グルカゴン受容体アンタゴニストLY2409021は、28日間の経口投与での血糖降下作用を確認、31例の薬物動態や安全性等について報告した。Tmaxは4〜7時間、半減期は61.1〜65.7時間、暴露量に用量比例性が認められている。29日目の空腹時血糖値変化量は、プラセボに対しやや低値であったが、忍容性は良好、軽度の低血糖が30 mg投与群で1例あった。

激化する新規糖尿病治療薬開発に期待

2型糖尿病治療薬は、ごく最近アストラゼネカからGLP-1受容体作動薬「ビデュリオン(R)皮下注」が発売されたように、世界中で競争が激化している。糖尿病治療薬において長年期待されている長時間持続性と経口投与型製剤であるが、今回の報告からも糖尿病治療の負担が軽減する日は遠くないことが伺える。(長澤 直)

▼外部リンク

日本イーライリリー株式会社プレスリリース
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2013/news_2013_019.aspx

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • キイトルーダ、進行性尿路上皮がん患者対象のP3試験で引き続きOS改善示す-米Merck
  • テクフィデラとタイサブリ、日本人多発性硬化症患者に対する有効性裏付け-バイオジェン
  • キイトルーダ、進行胃がん対象のP2試験における複数の治療ラインで抗腫瘍効果を確認-米Merck
  • レンバチニブ、HBV由来の肝細胞がん患者に対しても優れた効果示す-エーザイ
  • dupilumab、P3試験で重度の喘息発作回数の減少と肺機能の改善を示す-仏サノフィら