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不正オンライン薬局ネットワークが日本をターゲットに

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2013年05月15日 PM08:13

薬をウェブサイトで販売することは違法

レジットスクリプトは、新たな不正オンライン薬局に関するネットワークを特定した。このネットワークは「(Roy Union Limited)」と呼ばれており、50以上のウェブサイトで作られており、処方せんなしで薬を日本向けに販売している。処方せんなしで薬を処方することは違法になる。

ロイユニオンのウェブサイトには「個人輸入代行業」と書かれており、合法であると明記されている。しかし個人輸入の規則には、全く従っていない。この会社の本拠地は香港なのだが、シンガポール、アメリカ、タイ等の国々から発送していると思われる。

(この画像はイメージです)

薬をウェブ上で販売すると「不正」である理由

このネットワークのウェブサイトは 、勃起不全薬、抗鬱剤、避妊薬、糖尿病の治療薬、抗がん剤、抗エイズ薬、向精神薬など広範囲の商品を扱っている。販売している薬は全て「本物」だということなのだが、おそらく事実ではない。これらの薬は、認定された製造業者が製造していることはなく、品質管理もなされていない。

現在もこの会社のウェブサイトは運営を続行しているが、「処方薬はオンラインで買うことはできない」ということを、もう一度認識するべきである。日本では現時点では処方薬を販売するオンラインのみの薬局というものはそもそも存在しない。そのため身体に変調があった場合でも、誰にも訴えることが出来ない。

このようなウェブサイトを見た場合には「なぜ商品が本物だと分かるのか?」「誰がどこで薬を製造しているのか?」「薬には何が入っているのか?」「誰が品質管理をしているのか?」と問いかけるべきである。そうすればウェブサイトでの違法販売に手を出すことはない。(福田絵美子)

▼外部リンク

Legit Script
http://blog.legitscript.com/2013/03/

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