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妊娠初期に自動車排気等の影響を受けた場合は先天異常の子供が生まれるリスクは2倍

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2013年04月12日 PM01:13

妊娠初期の場合の一酸化炭素による影響

妊娠の初期で2ヶ月間の間に一酸化炭素など、自動車の排気ガスの影響を多大に受けた人は、そのような影響を受けなかった人に比べた場合に神経系の先天異常の子供が生まれるリスクが2倍であった、というような研究結果が報告された。この報告はThe New York Times OnlineのHealthコラムに掲載された。

今回の研究を行った研究者は、カリフォルニアのサンホアキンバレーの8郡で行われた、二つの大規模な研究のなかから、データを使用した。データのうちの一つは1997年に、先天性欠損症を追跡した時のデータである。そしてもう1つは、1970年代に米国内の20箇所で二酸化窒素、窒素酸化物、一酸化炭素及び粒子状物質の濃度を記録したデータである。

(Wikiメディアより引用)

一酸化炭素や窒素酸化物濃度の高い地域での生活

他の既知などの原因に起因する欠陥があるかどうかはともかくとして、データのなかには先天性欠損症の849例があった。そのため研究者は、母親もしくは周囲の人間の喫煙、母親の年齢などで調整を行い、健常者とこれらのケースを比較した。

一酸化炭素や自動車排気ガスなど、窒素酸化物濃度の高い地域で母親が生活していた場合に、健常者のほぼ倍の神経管欠損、もしくは脳に深刻な欠損、致命的な欠陥脊髄を持つ子供を出産する可能性が高いということがわかった。

主執筆者である、スタンフォード大学のエイミーM.パドゥーラ研究員は、多くのデータを研究することによって、今回の結果がわかった。しかし妊娠中の女性へ臨床勧告を行う前に、まずは関連性を確認することが重要であると述べている。(福田絵美子)

▼外部リンク

The New York Times Online Healthコラム
http://well.blogs.nytimes.com/2013/04/08/

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