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アメリカ救急医療の過剰と不適切な利用で年間380億ドルの損失

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2013年04月09日 PM01:13

アメリカ救急医療の過剰と不適切な利用が問題で年間380億ドル

日本国内でも救急医療の不適切な利用が問題になっているが、アメリカでも同様の問題を抱えている。

アメリカでも日本と同じく、救急医療の過剰、そして不適切な利用について問題になっている。年間には380億ドルもの無駄なコストになっているため、早急な見直しを求められている。この金額を1ドル=90円として換算した場合には、3兆4千億円。これは日本の国民医療費(平成22年度で約37兆4千億円)の1割弱にも相当するということになる。またこの問題というのは40年以上前から問題になっており、議論もされてきているが、未だに解決されないままとなっている。

これまでの歴代大統領にとってもこの救急医療の過剰という問題は議題になっており、政策の優先順位においてもかなり高い位置にある。しかしこれまでに効果的な政策が行われることはなかったため、現在も40年前とほぼ変わらない水準となっている。

(この画像はイメージです)

アメリカの医療問題は根強い

アメリカというと世界でも有数の豊かな国でもあるが、実際は貧困層も多く医療を満足に受けることができない人も多数抱えている。また日本の様に国民健康保険制度はなく、現在は最低限度の保証制度があるのみである。

医療技術の面で見た場合には、世界最先端の技術を誇っている。しかし実際は、アメリカ国内で医療を満足に受けられる人というのはごく限られた所でしかない。「国民健康保険制度」の導入についても救急医療と同じく長年議論をされているが、未だに政策がはっきりと示されることはない。(福田絵美子)

▼外部リンク


http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1669802

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