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離乳食の早期導入が小児アレルギーの発症リスクを減少させる

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2013年03月27日 AM09:13

離乳食導入の時期と小児アレルギー

幼児の離乳食の導入の時期と小児アレルギーなどの病気の発症のリスクの関連について、インターナショナル医学研究所などで長年にわたり行われた調査がアレルギー・臨床免疫学会(The Journal of Allergy and Clinical Immunology)より発表された。

特定の食物アレルギーに関しても、小さい時に食べ始めておくとアレルギー反応を起こしにくいなどの情報は既に一般化されているが、今回は特定されるテーマで研究が深められた。

(この写真はWikiペディアからの引用です)

3つのアレルギー、3781人の赤ちゃんを追跡調査

アレルギーに関しての追跡調査が、最高年齢5才までの3781人の同じ時期に生まれた子どもたちを対象に行われた。

インターナショナル医学研究所で実施されたこれらの調査は、小児ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の3項目を中心として行われた。小児ぜんそくに関してはIgEの抗体に関する血液検査を5才の子どもたちを対象に行った。

アレルギーのリスク減、離乳食は早めに食べさせる

調査の結果から、離乳食導入初期に、食物アレルギーの発症の可能性などが高いと心配される小麦やライ麦、アヴェナと呼ばれているオート麦または大麦などを食べさせると、アレルギーの発症のリスクが大幅に減るとされた。また卵や魚に関しても同様であり、アレルギー性鼻炎、小児アトピー発症に対するリスクを減少させた。

アレルギー性鼻炎、小児アトピーのリスク軽減に関して、早期の離乳食導入が望まれる。

小児ぜんそくに関しては、その他2つの病気と同様には初期離乳食導入による高い評価を得ることができなかったが、完全母乳だけではなく離乳食も早めに食べさせることがすすめられる。 (今村香織)

(この写真はイメージです)

▼外部リンク

The Journal of Allergy and Clinical Immunology
http://www.jacionline.org/article/S

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