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HIV感染の新生児 治療薬を集中投与でウイルス消滅

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2013年03月07日 AM09:13

出産直前に母親のHIV感染が判明

米国の研究チームは、母親の胎内でエイズウイルスに感染した新生児に対し、治療薬を集中投与したところ、エイズウイルスが消滅したと発表した。

新生児は女児。彼女の母親は、出産直前になってHIVに感染していることが判明。母子感染を防ぐ治療などが行われないまま女児は誕生したため、医師らは女児の感染リスクは高いと判断。そのため、誕生して30時間後には、抗ウイルス薬の投与が開始された。

(Wikipediaより引用)

極めて異例な症例?

その結果、女児のエイズウイルスは、29日後には大幅に減少。さらに、投与は女児が1歳8ヶ月になるまで続けられた。

しかし、その後何らかの事情で治療は中断されたが、10ヶ月後には再び治療が再開された。その際行われた血液検査でも、エイズウイルスは検出されなかった。この時医師は、極めて異例な症例だと感じたそうだ。

女児は、今後継続的な治療の必要はないとされており、世界でも初めての症例となる。HIVに感染した全ての新生児にこの治療法が有効かどうかは、今後の検証次第と言える。(吉沢実香)

▼外部リンク

Johns Hopkins Children’s Center
http://www.hopkinschildrens.org/

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