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AED市場に影響、日本光電工業

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2012年11月19日 AM08:13

自動体外式除細動器

自動体外式除細動器()は、心室細動の際、強い電流を一瞬流して心臓にショックを与えることで、心臓の状態を正常に戻すための医療機器である。昔は、医師しか使用が認められていなかったが、動作が自動化されるようになり、2004年からは一般市民でも使用可能である。現在、空港や駅、公共施設などに設置されている。Jリーグではすべての試合会場に設置が義務付けられるなど、日本でも普及が拡大している。

(画像は、ウィキメディアより)

日本光電工業がデフィブテックを買収

日本光電工業は、世界の医療機器メーカーの上位100社に入る大手である。AEDのメーカーでもあり、11月15日、蘇生機器の設計・製造を手掛けるデフィブテックを買収すると発表した。これにより日本光電はアメリカの蘇生ソリューション市場に本格参入することになる。また世界的に見ても、デフィブテックと日本光電はこれまで、AEDを36万台以上設置している。

▼外部リンク

Qlifepro 2012年11月15日PM04:55
https://www.qlifepro.com/press/ct-defibtech-3/

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