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小児対象、砂糖入り飲料摂取と体重に関する実験結果を発表

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2012年10月24日 PM08:00
小児が砂糖入り飲料を摂取することについての試験を実施

The New England Journal of Medicineで小児に対して砂糖入り飲料と砂糖が含まれていない飲料を摂取した時の体重について、試験を行った結果を発表した。その結果、標準体重の小児が砂糖入り飲料ではなく砂糖が含まれていないノンカロリー飲料を飲んだ場合は、体重増加と脂肪の蓄積が減少するということが証明された。

この試験は4歳10ヶ月から11歳11ヶ月の子供で標準体重という基準を満たしている、小児・641人を対象に行われた。試験期間は18ヶ月間でその間の体重変化をデータにした調査結果を発表したものである。

(この画像はイメージです)

小児は砂糖入り飲料を摂取するだけで体重増加するという結果を発表

この試験では標準体重の小児を1日250mlの砂糖の入っていない人工甘味料飲料を摂取するグループと、味・外観が似ている104kcalの砂糖入り飲料を摂取するグループの2通りに、無作為に分けて行われた。その結果、体重増加は砂糖入り飲料を摂取した方が、体重も脂肪もノンカロリー飲料を摂取したグループの方がより増加した。

これまでは小児が砂糖入り飲料水だけで、体重が増加するのかどうかをはっきりと示すデータはなかった。砂糖入り飲料だけが原因ではなく、液糖だけでは満足感が得られず他の食物を摂取することが体重増加の原因ではないのかという風にも考えられていた。しかし今回の試験結果で小児は砂糖入り飲料を摂取するだけで、体重も脂肪も増加するということがわかった。

▼外部リンク

A Trial of Sugar-free or Sugar-Sweetened Beverages and Body Weight in Children
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1203034

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