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酒飲みに朗報!ビールで筋肉量の低下を抑制、寝たきり防止にも

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2012年10月01日 AM07:00
ビールで筋肉老化を抑制

徳島大大学院で食品機能学の研究を行う、寺尾純二教授らのチームは、ビールの原料であるホップに含まれている成分に、筋肉の萎縮や老化を抑える効果があることを発見し、9月20日付けの米オンライン科学誌プロスワンに発表した。

研究チームは座骨神経を切除して筋肉が減っていく状態にしたマウスに、ホップの成分を混ぜたえさを与えたところ、通常のえさを与えたマウスに比べ、ふくらはぎの筋肉量の低下が抑制された。

ホップに含まれるフラボノイド効果

これは、ホップに含まれる「プレニル化フラボノイド」が筋肉の老化を抑えるもので、けがをして手や足などを長く固定されることでおきる筋肉の萎縮にも有効だという。

ビールを飲むだけで寝たきり防止につながるのであれば、お酒が好きな人には朗報ではある。しかし、今回のマウスの実験結果を、ヒトにあてはめた場合、ビールで筋肉の老化を防ぐためには、毎日83リットルから2万リットルと大量に飲む必要があり、現実的に飲める量ではなさそうだ。

▼外部リンク

米科学誌プロスワン電子版
http://www.plosone.org/

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