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日本新薬「トラマール」慢性疼痛への適用を追加申請

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2012年09月22日 AM07:00
痛みを緩和をめざし

日本新薬ではこれまで軽度から中等度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛薬として販売してきた「トラマール(R)カプセル25mg」「同50mg」(一般名:トラマドール塩酸塩 以下、本剤という)について、「慢性疼痛における鎮痛」を効能・効果として追加する製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。

(この画像はイメージです)

慢性疼痛

がん患者の70%ががんが原因の疼痛で苦しんでいるが、慢性疼痛では、がんに限らず、腰痛、、関節炎などそのほかの原因、もしくはそれらが治癒しているにもかかわらず、数か月にわたって痛みが続く状態で、多くの人々が苦しんでいる。

海外において、本剤は慢性疼痛の治療にも幅広く使用されている。したがって、国内での追加申請をめざし、2009年から臨床試験を開始し、承認申請に至った。本剤は、1日用量が100~300mg(最大400mg)と幅広く、さらに25mgと50mgの2種類があることで、より利便性の高い薬剤となっており、今回の追加申請によりさらに幅が広がると思われる。

▼外部リンク

 ニュース2012年9月19日
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/news.php?id=1791

トラマールカプセル添付文書
http://www.packageinsert.jp/search/1/トラマールカプセル

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