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血液型がO型の人は冠状動脈性心臓病の発症リスクが低めとの研究発表

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2012年08月19日 PM07:00
人間と血液型との関係に関する様々な意見

米国心臓協会(American Heart Association, Inc)が、ABO式血液型と冠状動脈性心臓病(CHD)との間には因果関係があるとの研究結果をウェブサイトに掲載している。

かつて、日本ではABO式血液型をベースに血液型別の性格判断や占いが大ブームとなったことがあった。

もっとも、人間の血液型の分類方法は最も一般的なABO式のほかにも、ABO式ほどポピュラーではないが、比較的有名なものとしてRH式が存在。

そもそも、赤血球・血小板・白血球・血漿などの血液の成分の組み合せによって決まる血液型は膨大な種類があることなどから、ABO式で人間の性格などをひとくくりにするのはどうかという意見も少なくない。

20年以上の研究調査をもとに発表

今回の米国心臓協会の発表によれば、20年以上に渡る2つの大きな研究調査の結果、ABO式血液型が大幅に女性と男性両方でCHDの発症リスクと関連していたという。

また、心血管リスク因子を組み合わせた分析では、血液型がO型の被験者とそれ以外の血液型の被験者とでは、それ以外の被験者の方が発症リスクが高いという結果が出た。

これらのことから、米国心臓協会では、ABO式血液型はCHDリスクに大きな因果関係がる可能性があり、また血液O型の場合は、他の血液型に比べてCHD発症の中等度のリスクが低くなっている傾向があると結論付けている。

▼外部リンク

ABO Blood Group and Risk of Coronary Heart Disease in Two Prospective Cohort Studies
http://atvb.ahajournals.org/content/early/2012/08/14/

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