医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > ニューモシスチス肺炎の治療・発症抑制の追加承認取得「バクタ配合錠・バクタ配合顆粒」

ニューモシスチス肺炎の治療・発症抑制の追加承認取得「バクタ配合錠・バクタ配合顆粒」

読了時間:約 53秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年08月17日 PM05:00
8月10日発表

塩野義製薬株式会社( 以下、)は公知申請を行っていた、合成抗菌剤「バクタ®配合錠(以下、バクタ配合錠)」「バクタ®配合顆粒(以下、バクタ配合顆粒)」(一般名:スルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤)に関し、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制の追加承認を取得した。

2012年2月1日に開催された、「薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会」にて、バクタ配合錠およびバクタ配合顆粒は事前評価が行われ、公知申請を行って差し支えないと判断され、同年2月13日に、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制に係る医薬品製造販売承認申請を行っていた。

(画像はイメージです)

塩野義製薬は、今回の承認取得により、患者・医療関係者に新たな治療の選択肢を提供できると考え、引き続き未承認薬・適応外薬の解消に協力することで積極的に医療に貢献していくと述べている。

本追加適応は、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において、医療上必要性が高いと判断、厚生労働省より開発要請がなされたもの。

▼外部リンク

塩野義製薬株式会社プレスリリース
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/120810-1.pdf

バクタ配合錠/バクタ配合顆粒 添付文書
http://www.packageinsert.jp/search/1/バクタ 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 遺伝子治療レンメルディ、小児の異染性白質ジストロフィーでFDA承認-協和キリン
  • 発作性夜間ヘモグロビン尿症、補体(C5)阻害剤と併用投与する薬剤「ボイデヤ(R)」の国内初の承認を取得-アレクシオンファーマ
  • 多発性嚢胞腎、iPS病態モデルから見出した治療薬候補の前期P2試験開始-CiRAほか
  • 男性型脱毛症(AGA)治療薬、デュタステリド錠0.5mgZA「トーワ」発売-東和薬品
  • イブグリース、既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎で承認-リリー