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ウガンダでマールブルグ出血熱に感染したオランダ人観光客、帰国後死亡

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2012年08月04日 PM07:00
非常にまれな感染症

オランダの女性がウガンダでの休暇中に、マールブルグ出血熱を引き起こすマールブルグウイルスに感染した。これは、非常に深刻で、非常にまれな感染症である。

患者は、ライデン大学医療センター(LUMC)で完全隔離され、当初、重症だが状態は安定していた。オランダ 国立公衆健康環境研究所は、オランダ国内にウイルスが拡散する可能性は少ないことを保証した。

患者と接触した可能性のある約100人は医学的に監視され、これまでのところ、症状は報告されていない。

マールブルグ出血熱は、通常、発熱や出血を伴う、まれな症候群であるが、発症後の死亡率は90%で非常に致死率が高い。治療薬はなく、この病気は伝染性であり、血液、体液、分泌物、排泄物などとの接触により広がると考えられる。

Image: Scarygami

ウガンダの洞くつが感染源か?

オランダの研究所によると、患者は、ウガンダでの滞在中に、おおこうもりの集団で知られている洞くつを訪れたという。おそらく、女性はそこで感染したと考えられる。ちょうどこの1年前、ウガンダの洞くつでマールブルグウイルスをもつこうもりが発見された。

女性は、帰国の飛行機の中では、まだ発症していなかった。2008年7月5日、ヘルモントの病院に入院、その2日後に、病状悪化のため、ライデンの大学病院に移された。そこで、厳密に隔離され、感染の危険性があった時に女性と接したすべての人は、通知された。

この後、感染症は患者の体液を介してのみ発生する可能性があると判明。

研究所が2012年4月に更新した情報によると、残念ながら、患者はライデン大学医療センター(LUMC)で7月10日から11日の夜に死亡した。

▼外部リンク

オランダ国立保健医療環境研究所(National Institute for Public Health and the Environment)のサイト
http://www.rivm.nl/en/Library/Common_and_Present/

n-tv.de
http://www.n-tv.de/panorama/347684.html

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