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皮膚細胞を脳細胞に転換!アルツハイマー治療の画期的方法を発見

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2012年06月28日 AM07:00
アルツハイマー治療、皮膚細胞を脳細胞に変える

科学者チームは、アルツハイマーや他の原因による脳のダメージ治療の画期的方法を発見した。

Sox2タンパク質がカギ

アメリカにある、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)グラッドストーン研究所は、Sox2と呼ばれるタンパク質を使って、マウスと人の皮膚細胞を脳細胞に変化させた。

このタンパク質のみを使って神経提幹細胞に変化させるというのは、興味深い。通常は変換過程はもっと複雑である。

そして、これらの未熟な脳幹細胞は脳に統合され、最終的にさまざまなタイプの機能を持つ脳細胞へ成長した。完全に機能する脳細胞になるという点で、これらの細胞がダメージを受けた細胞に置き換われるという点では意味深い。

脳の損傷回復に大きな期待

UCLA ・リサーチ・イーストンセンターのデイビッド・テプルー氏はこの研究には直接関与していないが、こう解説する。
「アルツハイマー患者は、海馬の脳細胞が大量に失われる。それが進行すると外側の脳も失われる。もしこれらの部分にこの細胞を置き換えることが出来れば病を後退させられる。」

▼外部リンク

グラッドストーン研究所
http://www.gladstone.ucsf.edu

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