医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 海外 > 皮膚細胞を脳細胞に転換!アルツハイマー治療の画期的方法を発見

皮膚細胞を脳細胞に転換!アルツハイマー治療の画期的方法を発見

読了時間:約 45秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年06月28日 AM07:00
アルツハイマー治療、皮膚細胞を脳細胞に変える

科学者チームは、アルツハイマーや他の原因による脳のダメージ治療の画期的方法を発見した。

Sox2タンパク質がカギ

アメリカにある、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)グラッドストーン研究所は、Sox2と呼ばれるタンパク質を使って、マウスと人の皮膚細胞を脳細胞に変化させた。

このタンパク質のみを使って神経提幹細胞に変化させるというのは、興味深い。通常は変換過程はもっと複雑である。

そして、これらの未熟な脳幹細胞は脳に統合され、最終的にさまざまなタイプの機能を持つ脳細胞へ成長した。完全に機能する脳細胞になるという点で、これらの細胞がダメージを受けた細胞に置き換われるという点では意味深い。

脳の損傷回復に大きな期待

UCLA ・リサーチ・イーストンセンターのデイビッド・テプルー氏はこの研究には直接関与していないが、こう解説する。
「アルツハイマー患者は、海馬の脳細胞が大量に失われる。それが進行すると外側の脳も失われる。もしこれらの部分にこの細胞を置き換えることが出来れば病を後退させられる。」

▼外部リンク

グラッドストーン研究所
http://www.gladstone.ucsf.edu

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 海外

  • カフェインによる食欲抑制効果は長続きしない可能性
  • 患者が症状を話せる”持ち時間”はわずか11秒
  • 人工甘味料入り飲料が結腸がんの再発や死亡リスクの低減に有効な可能性
  • サラミやソーセージなど加工肉に含まれている「硝酸塩」が躁病の発症に関連か
  • 【米国】妊娠中や出産直後に急性心筋梗塞を発症する女性が増加、その理由は?