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決めるのは、自分

2017年12月27日

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よく通っているかかりつけの医師から、今までと違った治療法の提案があった。

治療方針の大幅な転換は、どんな病気でも、症状が軽くても重くても、迷うことが多いことだろう。

ものごとを、スパッと決める私でさえも、やはり迷った。 説明してくださった看護師さんが、質問があったら連絡してください、と名刺をくださった。

しばらく考えたのち、その連絡先に問い合わせてみたら私の心はお見通しだった。

「私は医療従事者なので、患者さんにはわかったようなことを言っているけれど、いざ自分のこととなると冷静な判断ができない」

そんな私に

「決めるのは自分です」

と一言。

この言葉に泣けた…。

声を上げて泣いたのって、10年ぶりぐらいかもしれない。
迷う要素がたくさんある。 心配なこともたくさんある。

なんとなくとか、仕方なくという形で決めるのは嫌だった。

看護師さんには、悶々と考えず、次に先生のお顔を見て話してみたら、答えが出せるかも、と言われた。

それから1ヶ月、趣味に没頭して楽しく過ごしていた。たくさんの仲間にも会った。その中で、どうしても方向転換したくなる理由が見つかった。
無理やり見つけたのではなく、自分がどうしたいかわかる瞬間があったのだ。

そういうわけで、私は自分の意思で決めることができた。

来年は、きっと変われるような気がした。

會田 麻理
薬剤師
プロフィール
明治薬科大学卒業。
医療機器販売会社、病院勤務を経たのち、現在は地域密着型の小さな調剤薬局に勤務。
外見ではわからない難治性疾患を経験したことから、患者さんに寄り添える薬剤師をめざす。病気によるハンデを、医療情報技師、小児薬物療法認定薬剤師などの資格を取得することで、一発逆転しようと試みる。