医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

地域の真ん中で、訪問栄養士がNST愛を叫ぶ

2017年12月1日

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は(も?)がっつり言ってしまいます。

(クリックすると拡大表示します)

一般的にフレイルの状態になった人は、低栄養とサルコペニアなどの悪循環を経て、要介護状態へ悪化していきます。その悪循環にアプローチしやすいのが食支援ですが、訪問栄養指導は、原則、要介護状態で通院できない方しか訪問できません(実費なら別ですが)。

つまり「最終段階からの支援」しかできないということです。
これって、かなり実態や、あるべき支援の姿と乖離していると思っています。
正直、通院できなくなった状態から支援なんて、遅すぎるんです。
せめて通院先、薬局、通所介護事業所あたりから状況をシェアしてもらい、
そこから取り組まないと間に合わないし、介入効果も薄いと思っています。

そういった介入のかたちを支援する報酬体系であって欲しいですし、
現状それが要因で、訪問栄養士に任せたら良いと思われがちですが、本当にそれで終了なのでしょうか?
お金が出ないから出るところで、というのはわかりますがそういう問題でしょうか?

これは取り戻すことができない、患者さん、利用者さんのかけがえのない貴重な人生のQOLの話です。
これに対応するのは、栄養士、 NST全員が課された命題だと思うんですが、いかがでしょうか?

在宅訪問管理栄養士 森田千雅子
(KAIGOスナック ちかこママ)
<所持資格> 在宅訪問管理栄養士 介護支援専門員
NST(栄養サポートチーム)専門療法士
ホームヘルパー2級 調理師