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来てほしくないけど、来てほしい

2017年11月10日

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患者さんが

「私の喋り方、おかしいでしょー。新潟出身だからねぇーーー。」

とお話されているのをお聞きして。

「私のおじいちゃんも、夫の親戚も新潟です。
なんだか親戚のおばちゃんと 話しているようですー。」

と言ったら、大変よろこんでくださった。

東京に来て、この喋り方がなんだか恥ずかしくて、
何十年もあまり話さないようにしてたとか。

「あんたと、こうやって話せてうれしいから
いつもの薬もここでお願いしようかねぇーーー。」

と嬉しいお話をいただいたのですが、お住まいが隣の駅で、
そこにかかりつけの薬局をお持ちのようでした。
(余談ですが、しっかりお薬手帳をお待ちになっていました。
忘れっぽいから、と言いつつ 忘れてない、素晴らしい!)

「そちらの薬剤師さんが 最近いらっしゃらないね、と心配すると思いますので
お薬はそちらでもらっていただいて、こちらで用があるときはお立ち寄りください」

と、話をまとめた。

商売っ気ないね、私。
でも、またきっと来てくださるかも。

でもでも、来る用がありませんように。

會田 麻理
薬剤師
プロフィール
明治薬科大学卒業。
医療機器販売会社、病院勤務を経たのち、現在は地域密着型の小さな調剤薬局に勤務。
外見ではわからない難治性疾患を経験したことから、患者さんに寄り添える薬剤師をめざす。病気によるハンデを、医療情報技師、小児薬物療法認定薬剤師などの資格を取得することで、一発逆転しようと試みる。