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ヘア・ドネーション

2017年9月5日

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昨年の3月に美容院に行ってから、しばらく行きそこねていて年末になってしまったのですが、かなり伸びていたので、このまま伸ばして「ヘア・ドネーション」をすることにしました。

3、4年前に母が髪を伸ばして寄付をしたと言っていたことを思い出し、いろいろ調べてみるとこのようなサイトに出会いました。

[参考:外部リンク]Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動

6月に薬局のそばの美容院に行って「ヘア・ドネーションしたいのですが」と相談に行ったら「あと、もうちょっと」と言われて、8月まで待ちました。
いちおう31㎝以上ということになっていますが、長ければ長いほどいいらしいです。
しかし、暑さと五十肩の痛みに負けて、ぎりぎりの長さで美容院へ。

まず何㎝切るのか決めます。

その長さで何束かに分けてゴムで結わいていきます。
髪は濡らさず、乾いたままで行います。

そして、カットします。

あっという間に終わってしまいました。
もちろん切ったあとはお好みのヘアスタイルに整えてもらいます。

生まれてからいちばん長いロングヘアから、生まれてからいちばん短いショートヘアに。

私の髪はくせっ毛ですが、太くて量が多いので、どなたかのお役に立てるといいなと思っています。(くせっ毛でも、髪を染めていても、パーマがかかっていても、傷んでいなければ大丈夫のようです)

 

美容師さんから聞いた話ではアナウンサーでがんを患った女性の影響か、ヘア・ドネーションを希望する人がこのところちらほらいらっしゃるそうです。私もその方のブログを読んでいましたが、新しいウィッグをつけた日に、なんだかうれしそうだったのを覚えています。

髪を必要とするのはもしかしたらがんの患者さんだけじゃないのかも、と思って調べてみたら、脳の手術で髪をそらなければならない人もいるようですね。私の髪がどんなふうに加工されてどんな形で使われるかは見ることはできないけれど、だれかを笑顔にできたらうれしいです。

伸ばすのも大変、ショートカットにするのも勇気がいりましたが、たぶん一生で一度だけの経験かもしれません。

洗うのが大変とか、結んでいても毛の束が重くて暑苦しいとかいう、私のちょっとした愚痴は、髪を失った人から見れば大した話ではないのかと思います。(洗った気がしないと思っていたら、親友がスーッとするシャンプーを買って送ってくれました。これがあったからラストスパートを乗り切れました)

ちなみに、正面からの写真は載せませんが、いちばん最初に会った友人が、吉○美智子風と言っていたので、ショートカットも素敵になれると思いますよ。

1週間たってこんなお手紙が送られてきました。
ヘア・ドネーションをした証明書です。うれしい気持ちになりました。

今回はとても貴重な体験をさせていただきました。
薬局のすぐ向かいにあるからと、ちょこちょこ寄って相談に乗ってくださった美容師さん、ありがとうございました。

會田 麻理
薬剤師
プロフィール
明治薬科大学卒業。
医療機器販売会社、病院勤務を経たのち、現在は地域密着型の小さな調剤薬局に勤務。
外見ではわからない難治性疾患を経験したことから、患者さんに寄り添える薬剤師をめざす。病気によるハンデを、医療情報技師、小児薬物療法認定薬剤師などの資格を取得することで、一発逆転しようと試みる。