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「ファミリースタート」の開発プロセスとは(4)

2016年2月5日

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いよいよネーミングが決定
年末から検討してきたアプリのネーミングが決まったとのことで、まずはそれをお伝えしたいと思います。

産後ケアバトン+は、ファミリースタートへ

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出産を迎える夫婦が、新たな家族との生活をスタートする。
妊産婦をとりまくすべての人がアプリを通じて新たにつながり、家族のように手を差しのべあう関係を築きたい。そんな思いを込めて「ファミリースタート」というアプリ名にしました。快適な産後を過ごすには「妊娠期から」「夫婦で」 協力して準備する必要があります。準備のタスクをアプリで共有しながら進めていきます。妊娠期から産後までの、疎遠になりやすい時期こそ、身近な人がアプリからサポート方法の知識を得て母子の孤立を防ぎます。話し相手になる、赤ちゃんのお世話を手伝う、家事を手伝う、 身内でなくてもできることがたくさんあります。そうやってサポートしあうことで、助け合いのコミュニティを醸成することを目指しています。
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以上、マドレボニータのブログより引用
関わってほしい人たちを「ファミリー」と呼ぶことで、産後ケアの課題解決に誰がコミットしなければならないかがすぐに分かる、素晴らしいネーミングだと思います。そんなわけで、今記事から「産後ケアバトン+」改め「ファミリースタート」と呼称を変えることといたします。

ユーザーともオープンに「協働」
さて、開発プロセスにおける注目すべきメソッドのご紹介、4回目はユーザーとの「協働」です。ステップとしてはユーザーインタビューで、その時点でのモックアップ(α版としています)を見せて評価してもらうのですが、このプロジェクトではその規模と手法にも大きな特長があります。通常のインタビューはもちろんのこと、PRも兼ね複数回、イベントという形式でユーザーと接するかたちをとっているのです。

三越コラボイベント
三越とのコラボイベント。こちらでは、PRも兼ねインタビューの前にクイズ形式で産後ケアの啓蒙を行った
CodeforJapanイベントCodeforJapanのイベントでは、団体に男性が多いこともあり、男性にもこの社会課題にどう取り組んでもらえるかをワークショップ形式で一緒に検討した。
このように、最初のインタビューも含め計4回、ユーザーからのフィードバックを得て、機能の大枠について検討、改修してきています。実際に使ってもらいたいユーザーの声を、単に「機能の良し悪し」というレベルで聞き出すのではなく、解決したい課題から共有し、それに役立つものであるかという観点で評価をもらう。つまりインタビューにおいて参加意識を高める努力をすることで、フィードバックの精度を上げているのです。ソーシャルアクションという特性を十分に活かした工夫を、ここにも見ることができます。