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医心「言始め」2016

2016年1月12日

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明けましておめでとうございます。
おかげさまで、医心も4年目の新年を迎えることができました。

本年は診療報酬、調剤報酬の改定があるほか、在宅医療専門の診療所開設の解禁、死亡診断書発行要件の緩和、かかりつけ薬局への評価を行う動きがあるなど、ここ数年よりさらに大きな動きが予想されています。これまで、時機を得た内容で話題となってきた医心コラムニストの皆様の提言ですが、本年も同様にお役に立つことがあるかと思いますので、ぜひご愛読のほどよろしくお願いいたします。
本年最初の投稿は、コラムニストの皆様に年頭の所感をいただきました。こちらをご挨拶代わりとさせていただければと存じます。

改めまして、本年も医心をどうぞよろしくお願いいたします。

(順不同です)

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2016年。 引き続き在宅医療への取り組みを深化させていきたいと思います。

医療法人社団悠翔会が展開する9クリニックは「在宅医療専門クリニック」として、地域の多職種と一体化し、地域ごとに最適化した在宅医療を提供するとともに、患者さんの願いを支えるための「最後の砦」として確実に機能していくことを目指します。

同時に、医療法人社団悠翔会本体は、当直機能や在宅栄養サポートチームなど、スケールの持つ機能を、法人内のクリニックのみならず、診診連携を通じて地域のドクターに提供し、地域全体の在宅医療の充実により一層の貢献していきます。

佐々木淳個人は、今年も一在宅医として、一人でも多くの患者さんと関わる努力を続けます。また、対話の機会を増やし、想いを共有できるメンバーの絆を深めていくことと、積極的に学びの機会を確保するように努めていきたいと思います。

佐々木淳
医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長

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薬学部を卒業して20年医療の世界に軸足を置いて仕事をしております。ここから離れることはありませんが、医療とその他の世界を繋ぐ役割としてチャレンジして行きたいと考えております。

昨年から薬剤師、薬局バッシングが続いていますが、それは期待の裏返しでもあり、この機会に私たちの世界が変われる最後のチャンスであると自覚しております。皆さんと一歩一歩確実に進んでいきたいですね。

水八寿裕
薬剤師/ふくろうメディカル代表

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在宅ホスピスの看護師として、がん患者を支えるしくみは年々良くなっていると実感します。 しかし、ある一面が解決に近づくとその逆の問題が生じることも少なくありません。特に延命が可能になり治療期間が長くなったことで、その間の生活の維持が難しくなっている方・不安を持つ方が増えています。 これからは医療機関だけではなく、「金融」「行政」「職場」など社会の支えが必要になっています。 特定非営利活動法人がんと暮らしを考える会では、がん患者の社会的苦痛の軽減を図ることができるよう、金融・制度に関する専門家の方々と医療関係者が協働できるよう、今年もがんばってまいります。

賢見卓也
看護師/株式会社トロップス 代表取締役
特定非営利活動法人がんと暮らしを考える会 理事長

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今夏、当院は新築移転を実現させます。 「お世話になってよかった」「なかなかやるね」「お世話になりたい」と感じていただける人作り、組織作りという法人Visionの実現、発展の新たなステージが出来ます。

地域医療構想という名の病院大再編時代の本格化を前にして、地域における役割、立ち位置を再確認、再定義して、地域に役立つ、望まれる、さらには地域を元気にする医療・介護機能を追求していきます。

良質で安心していただける慢性期医療・介護の可能性、役割を広げ、深めるために、スタッフの人間力、発想、実行力をもって、果敢に攻め、駆け抜ける年にします。

新宮良介
医療法人日新会 理事長

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今年は診療報酬改定がありますが、点数が変わっても仕組みが変わっても、それに振り回されることなく、自分のやるべき仕事を、ぶれずにやっていきたいと思います。

會田麻理
薬剤師

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今年は、出産して医療機関を退院した後の母子の心と体をケアする産後ケアの取り組みがますます全国に広がっていきます。実際には、出産してからではなく、妊娠中、できれば妊娠前から産後の母体のことや子育てについての知識やケアの状況を十分知っておく必要があります。昨年から、NPO法人マドレボニータさんがGoogleのサポートを受けICTによる産後に特化したケアプログラム「産後ケアバトン+」の開発がはじまり、一緒に関わっています。この取り組みを医心でも一緒に追いかけて取材レポートしていますが、こういった民間の動きも含めて、今年はより一層、お母さんと赤ちゃんの健やかな笑顔のために力を注いでいきたいと思っています。

宗田聡
産婦人科医
医療法人HiROO理事長/広尾レディース院長