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孤独と健康

2015年3月12日

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はじめまして、株式会社こころみの神山と申します。
今回ご縁をいただき、こちらにコラムを書かせていただくことになりました。どうぞ宜しくお願い致します。

弊社は、おそらく世界でも初めての一人暮らしの高齢者向けコミュニケーションサービス型見守りサービスというものをさせていただいています。まずは、なぜそういったサービスを始めたいと思ったのかをお伝えできればと思います。

実は孤独は、死を招きます。そのメカニズムについてご紹介したいと思います。

孤独、と言われれば、よい印象を持つ人はいないでしょう。
寂しい、つらい、むなしい・・・
ネガティブな気持ちを呼ぶ、人生でもっとも辛い状況のひとつ。
しかしそれが、単なる気持ちのつらさではなく、実際に死を招くものだということはご存じでしょうか?

孤独は死を呼ぶ
孤独による死のリスクは、肥満の2倍以上。
統計的に明らかに人間の健康を損ねるものという米国での研究結果があります。世界保健機関(WHO)も、「孤独は喫煙や肥満以上の健康リスクをともなう」と、発表しています。

カリフォルニア大学の別の研究では平均71歳の参加者1,604人の協力を得て行われたもので、6年間の追求調査を行いました。すると、調査が終わるまでに死亡していた確率は、孤独レベルが低いグループより、孤独レベルが高いグループのほうが45%も高かったのです。

そう、実際に死亡率が高くなるのです。それも1.5倍です。これは喫煙や肥満と並ぶ、もっとも死を招きやすい状態といっても良いのではないでしょうか。

では、そんな恐ろしい孤独とはそもそも何なのか、次回以降も少し考えてみたいと思います。

神山 晃男
株式会社こころみ
代表取締役社長
プロフィール
1978年生まれ 長野県伊那市出身
投資ファンドのアドバンテッジパートナーズに勤務したのち、2013年6月に株式会社こころみを設立、2014年2月に高齢者向け会話型見守りサービス「つながりプラス」を開始。 「コミュニケーション」と「高齢者の生活」の専門家として数々のセミナーや勉強会に出演中。 「日常会話形式による認知症スクリーニング法の開発と医療介護連携(代表研究者:佐藤眞一大阪大学大学院教授)」共同研究者。 ・「介護のほんねニュース」公認パートナー。 Twitterアカウントは、@akiokamiyama