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「休日」に医療者は何を感じているか

2014年5月9日

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ゴールデンウィーク・年末年始をはじめとした連休には、もちろんお休みしている医療者もいますが、多くは(特にクリニックに勤務する医療者を中心に)通常通り診療や関連業務を行なっています。素朴な疑問として、こんなとき、どんなことを感じたり思ったりしているのだろうと思い、コラムニストの皆様にオンラインでお聞きしてみました(以下、敬称略)

賢見 卓也:
都内は道が空いているので訪問看護はすいすいと楽チンです!そして、家族が集まっていることが多いので、平日にあまりお話できない家族ときちんと話せることも良いことです。

佐々木 淳 :
そうですね。ご家族が自宅にいらっしゃるので、普段、お会いできないご家族としっかりお話できるのは休日診療のよいところですね。

水 八寿裕:
確かにこの時だからこそコミュニケーションがとれたりする診療スタイルもありますね。
薬局をやっている私の雑感ですが、GW期間は年末年始のように医療機関が休診の場合が多く、毎年のようにお薬難民・医療難民が発生しています。

1)処方箋の有効期限は処方日を含めて4日間であること
2)GWの祝祭日前後には患者さんが特に集中するため納得できる医療の提供には期待できないということ

が要因だと考えています。急患の場合は別ですが、それ以外の場合はこの時期の受診は出来るだけ避けたいと個人的には思っています。地域の医療資源の有効活用を考えるためには、もしどうしても受診が必要な場合はどこに行けばよいのかをあらかじめ把握しておけば良いでしょう。

宗田聡:
「普段のかかりつけである総合病院や大病院」が連休前後は予約がなかなかとれないため、近場のクリニックに臨時で薬をだしてもらったり、症状が我慢できずに診てもらったりすることが多くなるのかな、という実感はあります。本来は普段から「近場のかかりつけ医」をしっかり選んで、なにかあったときに大病院や総合病院に行く(かかりつけ医が休診日には、という意味ではないです)ほうが理想なんですけどね。そのあたりは、クリニックをやっている立場の医療者もいろいろ手だてを講じて、選んでもらうようにしないとなぁとは感じます。

休日ということは、医療資源だけではなくすべての分野のサービスの資源が減っているということでもあります(当たり前ですね)休日の過ごし方の中には、その日なりの受診スタイルも含まれているということなのでしょう。お互いが幸せになるために、どういう受診のしかたがいいか共有しあうことも大切なんだなと感じました。

photo by Andrés Nieto Porras